リップを選ぶうえで、保湿力はとても大事な要素です。
そんななか、ナチュラルリップに注目が集まっています。そもそも、ナチュラルリップとは、どんな特徴があるのか。
またリップの選び方、および注意点をまとめたので、ぜひ参考ください。
この記事を書いているのは、ナチュラルリップを扱うショップスタッフです。東日本橋にChouChouというお店をやっています。
ナチュラルリップとは
通常リップと大きな違いは「成分」にあります。
リップには、保湿力を高めるために、ワックスを使用されています、そこには合成物が入っています。
一方、ナチュアルリップは「ミツロウ」「ホホバ種子油」「スクワランオイル」といった植物由来の成分が、作られています。
そのため、保湿力が高いの特徴です。
また天然色素が使用しているケースも多く、自然発色で、ナチュラルメイクとの相性が良いリップです。
使用されている成分
以下は、ナチュラルリップの成分です。
天然成分を使用しており、おもに植物から取れるエキスやオイルを使用して、作られています。
テクスチャーについて
植物由来なので、サラサラしています。
合成物で作られているものは、保湿力を高めるために、ワックスを使用します。
使用しているワックスによっては、ベタつきを感じ、重たい印象を持つ方もいらっしゃるかと思います。
一方で、ナチュラルリップは、植物成分で作られているので、肌なじみが良い。
この成分が、人と肌と近い成分なので、人肌ともなじみやすく、敏感肌や唇荒れが気になる人でも、使用できます。
選び方について
- 自分に肌に合った色合いを選ぶ
- 使用成分をチェックする
- ティントで色落ち防止
選び方コツと、注意点についてまとめました。
自分の肌にあった色を選ぶ
ナチュラルメイクにおいて、リップの色が自分の肌にあっているかどうか。これが一番大事だともいえます。
コツは、指、です。
親指をぎゅっと押すと、圧迫されて色が変わると思います。
この色が、ご自身の唇にあうカラーです。
リップのカラーを選ぶときは、この色と、リップ色をなるべく近い色合いにあわせると良いでしょう。
使用成分をチェック
3つの条件をクリアしているかどうかチェッしてください。
- 天然色素を使用しているか
- 天然由来の成分を使用しているか
- ワックスの成分が植物由来かどうか
ナチュラルリップの定義は、明確にはありません。
なので、ネットで紹介している商品のなかには、ナチュラルリップ、ではないものも含まれていることがあります。
公式ページの成分表を必ずチェックするようにしましょう。
持続力を上げるならティントを使用する
ナチュアルリップのデメリットは、色落ち、です。
これは、植物由来の成分を使用しているため、定期的に塗り直しが必要となります。
では、どうするか。
持続力を高めるなら、ティント、を使用するといいでしょう。
ティントは、色持ちをよくするための素材で、肌に定着してくれます。
ティントの有無は、商品もしくは、商品紹介文に記載されているので、ぜひチェックしてみてください。
おすすめのナチュラルリップ
ここでは、ナチュアルリップの成分をチェックして、スタッフが厳選した商品をご紹介します。
チェックした商品は以下です。
このなかで、上記の使用成分をクリアしたのは、わずか3つでした。詳しく説明します。
KATE(ケイト)/リップモンスター
次に、KATE(ケイト)のリップモンスター。この口紅は高発色でありながら落ちにくく、マスクをしていても色落ちしにくい特徴があります。独自の技術により、唇から蒸発する水分を活用して密着ジェル膜を形成し、長時間の色持ちを実現しています。また、保湿成分も含まれており、ホホバ種子油やオリーブ果実油が唇をしっとりと保護します。
リリーロロ/ナチュラルリップグロス
リリーロロは、ミネラルコスメとして有名なブランドで、特に成分にこだわって作られているのが、特徴です。すべて天然成分を使用しており、ビーガン対応。
リリーロロのナチュラルリップグロスの特徴は、色つきでありながらツヤ感もあり、唇をふっくらとした印象に仕上げます。ビタミンEとオーガニックホホバ種子油が配合され、保湿力が高く、唇を乾燥や荒れから守ります。さらに、リップグロスを塗った瞬間に広がるショコラの香りが癒し効果をもたらします。カラーバリエーションも豊富で、自分の好みやメイクに合わせて選ぶことができます。
セザンヌ/ウォータリーティントリップ
セザンヌのウォータリーティントリップです。明るくフレッシュなカラー展開と煌めきパール入りの仕上がりが特徴で、使いやすいスクエア型チップで唇へのフィットも考慮されています。さらに、ハチミツやヒアルロン酸Naなどの保湿成分を配合し、色持ちも良いティント処方です。
実際検証した商品
このランキングは、「天然色素を使用しているか」「天然由来の成分を使用しているか」「ワックスの成分が植物由来かどうか」3つの観点から、以下の19商品を対象に厳選しました。定期的に、チェックをして確認をとっていきます(最終確認:2023年6月)
セザンヌ ウォータリーティントリップ/セザンヌ ラスティンググロスリップ/ロート製薬 リップザカラー/ETUDE(エチュード) フィクシングティント/CANMAKE(キャンメイク) リップティントシロップ/メンソレータム リップベビー ナチュラル/Opera リップティント N/naturaglace(ナチュラグラッセ) トリートメントリップオイルモア/THE PUBLIC ORGANIC(ザパブリックオーガニック) カラーリップ/VUSEE(ヴィセ) リッププライマー/KATE(ケイト) リップモンスター/INTEGRATE GRACY(インテグレートグレイシィ) エレガンスCCルージュ/KANEBO(カネボウ) モイスチャールージュ/Christian Dior(クリスチャンディオール) アディクトリップマキシマイザー/CELVOKE(セルヴォーク) リベレイティッドマットリップス/資生堂サンケア UVリップカラースプラッシュ/YVES SAINT LAURENT(イヴサンローラン) ルージュ ピュールクチュール ザ スリム シアーマット/SUGAO(スガオ) ジュレ感シアーリップティント/メンソレータム リップベビー ナチュラル
最後に
ナチュラルリップは、保湿力や天然成分の使用、自然発色などの特徴があり、注目を集めています。
保湿力が高く、肌に優しい成分で作られているため、敏感肌や唇荒れが気になる人でも安心して使用できます。リップの選び方や注意点もまとめました。
自分に合った色合いを選び、使用成分をチェックし、ティントを使用することで持続力を高めることができます。
おすすめのナチュラルリップとして、リリーロロのナチュラルリップグロスやセザンヌのウォータリーティントリップ、KATEのリップモンスターです。
これらのアイテムは、保湿力やカラーバリエーションの豊富さなど、個々の特徴を持ち合わせています。ナチュラルリップを選ぶ際には、自分の肌に合った色を選び、成分をチェックして安心して使えるものを選ぶことが重要です。