こんにちは。
東日本橋のエシカルクラフトショップ「Chou Chou(シュシュ)」です。
当店が、エシカルクラフトについて発信していく中で、よく質問されることがあります。
「エシカル」ってなに?
最近ではテレビやニュースでもたびたび耳にするようになりましたし、
漠然と何か良さそうな気はするけど、よく分からない、、
こういう方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?
実際、私もChou Chouにスタッフとして関わりはじめた当初は、エシカルという言葉になじみがありませんでした。
エシカルについて勉強し、実際にお客様の声を伺う中で、今の世の中で求められている大切なことだと知って初めて、少しでも多くの方にエシカルを知ってほしいと願うようになりました。
今回は改めてエシカルとはどういうものなのか、当店がエシカルに取り組んでいる理由などと併せてお話していきます。
この記事を読んで、少しでも多くの方がエシカルを理解し、アクションを起こすきっかけになっていただけると幸いです。
エシカルとは?
英語で直訳すると「倫理的な」という意味。
言い換えると、法的な縛りはないけれども、多くの人が考える「社会的な模範」のことを指します。
具体的には、オーガニック製品の購入やエコバックの利用など、環境に関する配慮に取り組むこともエシカルに含まれます。
意外と身近にあるものですね。
最近では、セブンイレブンやスターバックスなどの有名店でもエシカルを推進されています。
セブンイレブンでは、エシカルプロジェクトという食品ロス削減のため、販売期限が迫った商品を購入すると購入額の5%をポイント還元する活動をスタートしました。セブンイレブン公式ホームページ
スターバックスではエシカルな調達と題して、生産者への適正な支払い、栽培の環境について考え、取り組むプロジェクトを行っています。スターバックス公式ホームページ
セブンイレブンやスターバックスといった有名企業がエシカルを推進することで、エシカルの価値観が少しずつ広がってきているようですね。
<エシカル消費のイメージ図>
Chou Chouでは、買い手、売り手、世間にとって良いことだけでなく、作り手、未来(地球環境)にとっても良いことを、気軽に取り組んで欲しいという想いで運営しています。
エシカルの認知度
消費者庁が2019年度に実施した「エシカル消費における消費者意識調査」によると、20代~60代の男女平均の認知度は8.8%でした。
2016年度の調査結果の4.4%に対して2019年度は2倍になっていますが、全体的に見ると1割にも満たないんですね。
ほとんどの人が知っている「エコ」という言葉の認知度に比べるとまだ低いと思います。
持続可能な社会の実現のためにも、より多くの人々にエシカルの価値観を広めていきたいと思いました。
参考資料:「倫理的消費(エシカル消費)」に関する消費者意識調査報告書/消費者庁
Chou Chouでのエシカルへの取り組み
Chou Chouを運営している株式会社インターンでは、
経営理念として100年先の子ども達に誇れる社会を実現することを掲げています。
そのための取り組みの一つとして
エシカルクラフト・ローカルクラフトをコンセプトにした「Chou Chou」を2018年に開店致しました。
エシカルクラフトとは、地域環境や人々の安心安全に配慮された商品やそれに取り組むメーカーやブランドのこと。
Chou Chouが取り扱うブランドやメーカーは、それぞれのブランドや商品に生産者の想い・ストーリーがあります。
エシカルや持続可能な社会の実現、東日本大震災からの復興など様々な想いのこもった商品を中心に取り扱っています。
当店では、エシカルに関する商品の取り扱いを通して世の中に発信することで、100年先の子ども達に誇れる社会の実現に貢献していきます。