モリンガと青汁。見た目は似ているけど違いはあるの?
栄養素だったり、飲みやすさで比較するとどうなのか。
結論からいうと、モリンガは青汁より上です。
「栄養素」「期待できる効果」「飲み方のバリエーション」この面からみてモリンガは優秀だからです。
スタッフのイデタです。自宅でも愛用しています。
イメージしやすいように、実際の商品を例に見ていきたいと思います。ぜひ参考ください!
青汁とは
青汁とは「ケール」「大麦若葉」「桑葉」を中心に作られた飲み物の総称です。
ランキングや口コミをみていると、各サイトで紹介している商品が違ったり、意見がわかれる商品でもあります。
一般的には、大麦若葉を使われています。
その理由は、苦味が少なく飲みやすいためです。
またケールより鉄分が多く、食生活で欠けてしまいがちな食物繊維がとれるということで人気があります。
それを上回るモリンガ
モリンガ(3g | 青汁のめぐり(3.5g | 青汁の差 | |
鉄 | 0.468mg | 0.425mg | 1.1倍 |
亜鉛 | 0.0453mg | 0mg | 1.0倍 |
カルシウム | 69.9mg | 5.75mg | 12.2倍 |
マグネシウム | 10.05mg | 3mg | 3.4倍 |
リン | 6.81mg | 0mg | 6.8倍 |
ビタミンA | 19.62mg | 0mg | 19.6倍 |
ビタミンE | 2.166mg | 0mg | 2.2倍 |
α-カロテン | 1.5mg | 0mg | 2.5倍 |
また体内で生成できない、アミノ酸8種が含まれているのも選ぶ理由の一つ。
またモリンガには研究論文が数多くあり、
2018年にイタリアで行われた研究によると、モリンガの葉の粉末を食べてもらったところ、食後の血糖値の上昇を抑制されることがわかった。
糖尿病における実験だったり、血糖値上昇の抑制、血圧の効果、コレステロールの低下、アレルギー症状の緩和などの効果が報告されています。
比較してみると…
「青汁のめぐり」をみてみると。
大麦若葉(エキス末) |
ガラクトオリゴ糖(粉末) |
水溶性食物繊維 |
デキストリン |
青汁以外のものがたくさん入っていることがわかります。
一方、モリンガは葉のみ使用。
また青汁は粉末するときに「栄養素が大きく変化してしまう」特性があります。
ですので、各商品を選ぶときは、栄養素みて決めましょう。
目的別ではどうか
例えば、ダイエット目的で利用するとして
青汁の期待できる効果は「基礎代謝をあげる」ことです。
不足しがちな、食物繊維、ビタミン、ミネラルをとることで代謝をあげる。
代謝をあげることで、痩せやすいカラダが作れる。
モリンガに関しては、食物繊維が0.8倍、ビタミンEが8倍、ビタミンB6が2.5倍、鉄が5倍含まれています。
加えて、モリンガ葉には抗肥満作用(*1)があることがわかっており、肥満抑制してくれる効果があります。
*1 https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201702249062281476
味について
青汁は年々飲みやすくなっており「クセはほぼない…!」と言えます。
モリンガを例えるなら「抹茶味」に近い。
なので、ラテにして飲んだり、パンケーキにいれたりしても美味しいです。
もともと海外では食事にいれる習慣があり、ガーナではトマトスープに入れて飲まれています。
水に溶かして飲むだけでなく、食事に取り入れられるのもメリットなんじゃないかなと思います。
値段について
青汁の方が安いです。
というのも、モリンガは手摘みで収穫されており、手間ひまがかかっています。
また葉を粉末するときに、瞬間蒸気粉末機が使われており、栄養素が変化しないように工夫されています。
そのため、どうしてもコストがかかってしまいがち。
とはいえ、これのおかげで、モリンガに含まれている栄養素をほぼそのまま提供できるメリットがあります。
まとめ
栄養素などトータル面でみると、モリンガが優勢でした。
値段も安いし、取り組みやすさを考えると、青汁もありだな…と思います。
個人的な感想でいうと、モリンガは飲み方のバリエーションが多い、ところが強みかなと。
例えば、私はプロティンに入れて飲んでいます。
毎朝ヨーグルトやスムージーに入れて飲んでいる人もいますし、わざわざ飲むぞっという感じにならなくていいです。
飲み方については、こちらにも詳しく書きました。もしよかったらどうぞ。