夏が近づき、日焼け止めの必要性が高まってきました。しかしながら、日焼け止めがベタついてしまうという問題に直面している方も多いことでしょう。そこで今回は、そんなベタつきを解消するための日焼け止めの選び方や、その正しい使用方法をご紹介いたします。
ベタつきの原因と対策
日焼け止めがベタつく原因は主に3つ、それが油分、UVフィルター、そして防水性が高い日焼け止めによるものです。
特にSPF数値が高い日焼け止めは、紫外線から肌を守るために高い保湿力を持っています。この保湿成分が過剰になるとベタつきを引き起こす可能性があります。
そこで、ここでは普段の化粧水や乳液での保湿を意識し、適切な保湿バランスを保つことをおすすめします。
ベタつかない日焼け止めの選び方
ベタつかない日焼け止めを選ぶためには、以下の3つのポイントを抑えると良いでしょう。
- 配合成分をチェックする
- 使用感や口コミを調べる
- 自分の肌質とライフスタイルに合わせる
配合成分のチェック
日焼け止めの成分には、肌になじみやすいシリコンや植物由来の成分が含まれているか確認しましょう。
また、ベタつきを抑えるためにはアルコールを含む製品も選びやすいですが、乾燥肌の方は肌がさらに乾燥してしまう恐れがあるため注意が必要です。
使用感や口コミの確認
製品のレビューや口コミをチェックし、他のユーザーが日焼け止めをどのように評価しているかを調査することも重要です。
購入前に試供品がある場合は、直接自分の肌で試してみるとより確実です。
肌質とライフスタイルに合わせる
日焼け止め選びでは自分の肌質(乾燥肌、脂性肌、混合肌、敏感肌など)に合った製品を選ぶことが肝心です。
肌質 | 日焼け止めの選び方 |
乾燥肌 | 保湿成分(ヒアルロン酸、グリセリン、アロエなど)が配合されている製品を選ぶ。アルコール成分が多い製品は避ける。 |
脂性肌 | 油分の少ない、非コメドジェニックでマットな仕上がりの製品を選ぶ。皮脂のコントロールに役立つ成分(例えば亜鉛酸塩)が含まれている製品が良い。 |
混合肌 | 自分の肌が乾燥する部分と脂っぽい部分、どちらもケアできる製品を選ぶ。Tゾーンに対してマットに、Uゾーンに対しては保湿力を提供する製品もある。 |
敏感肌 | 肌を刺激する可能性のある成分(香料や着色料、アルコールなど)を避け、肌に優しい成分(アロエ、カモミール、グリセリンなど)が配合されている製品を選ぶ。ミネラル日焼け止めが適している場合が多い。 |
ライフスタイルや活動レベル(屋外での活動時間、水泳など)によっても選ぶべき日焼け止めは変わる可能性があります。
これらの要素を考慮することで、ベタつかない日焼け止めを選ぶことが可能になります。
おすすめの日焼け止め
今回は、以下の視点で、日焼け止めを厳選しました。
- 化粧下地として使える
- 口コミの評価が高い
- べたつきを抑える成分配合
※ベタつきを抑える成分として、シリコン成分(シクロペンタシロキサン、ディメチコン、ディフェニルシロキシフェニルトリメチコン、カプリリルメチコン、ラウリルPEG-10トリス(トリメチルシロキシ)シリルエチルジメチコン、PEG/PPG-19/19ジメチコン)を選出しています。
なめらか本舗 リンクルUV乳液
SPF43・PA+++
乾燥による小じわを目立たなくする、なめらか本舗のリンクルUV乳液です。スキンケアとUVケアを一度にできる、高い機能性を持つ製品です。SPF43・PA+++の高保護力で紫外線から肌を守りつつ、セラミドNG、セラミドAP、セラミドNPが肌の水分を保ちます。さらに豆乳発酵液やダイズ種子エキスなどの天然成分が配合されており、肌をふっくらと潤わせます。シクロペンタシロキサンやジメチコンなどのシリコーン系成分が肌に滑らかさを与え、ベタつきを抑えます。石けんで容易に洗い落とせるのも特徴です。
キャンメイク マーメイドスキンジェル
SPF50+・PA++++
紫外線から肌をしっかりと保護する、キャンメイクのマーメイドスキンジェルです。肌に優しい成分として、酸化亜鉛と酸化チタンを使用しており、これらが肌を紫外線から守ります。さらにシクロペンタシロキサンとジメチコンのシリコーン系成分がベタつきを防ぎながら肌にうるおいを与え、滑らかな仕上がりを提供します。洗顔料や石けんで簡単にメイクオフできる便利さも魅力です。肌にやさしいボタニカルエキス(ユキノシタエキス、ソメイヨシノ葉エキスなど)が配合されており、毎日の使用にも最適です。
モノアース 日焼け止めクリーム
SPF50+
モノアースは、天然由来成分と科学が融合したスキンケア商品です。シクロペンタシロキサンやジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、カプリリルメチコンなどのシリコン系成分が肌に滑らかな感触を提供し、ベタつきを防ぎます。同時に、酸化亜鉛や酸化チタンが肌を紫外線から保護します。
ワサビノキ種子油やカミツレ花エキスなどの天然エキスと組み合わせることで、肌を保湿しながらエイジングケアも実現します。加水分解ヒアルロン酸やヒアルロン酸Naなどの保湿成分が肌を深くから潤わせ、健康的な肌へと導きます。
プロテクティブ UVエッセンス (’23)
SPF50・PA++++、UV耐水性★★
水分感溢れるテクスチャーで、肌になじむ新感覚のUVエッセンスです。メトキシケイヒ酸エチルヘキシルとエタノールのコンビネーションが高いUVカット効果を発揮し、さらにセラミドNPとヒアルロン酸Naの保湿成分が肌をしっかり保護します。また、ハトムギ種子エキスが肌の健康状態を保ちます。
アネッサ デイセラム
SPF50+・PA++++
紫外線防止と美容成分の二重効果が特徴の日中用美容乳液です。メトキシケイヒ酸エチルヘキシルとエタノールによる紫外線防止効果に加え、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリルとアセチルヒアルロン酸Naが肌のハリとうるおいをキープします。さらに、スピルリナプラテンシスエキスや水溶性コラーゲンなどの美容成分が肌に潤いとハリを与えます。
アリー クロノビューティー カラーチューニング
SPF50+・PA++++、全3色
この日焼け止めは、高いUVカット性能と美肌効果を両立したアイテムです。酸化チタンと酸化亜鉛のミネラルフィルターが紫外線を防ぎつつ、ヒアルロン酸Naが肌をうるおします。また、カラーチューニング機能が肌色を整え、自然な仕上がりを可能にします。
ドラマティックスキンセンサーベース NEO
SPF50+・PA++++
この製品は、テカリ・カサつきダブル防止のスキンケア成分を配合した、毛穴レスくずれ防止下地です。酸化亜鉛とメトキシケイヒ酸エチルヘキシルが紫外線から肌を守り、コメ胚芽油とグリチルリチン酸2Kが肌を整えます。また、アセチルヒアルロン酸Naと水溶性コラーゲンの配合により、
効果的な日焼け止めの使用方法
- 正しい塗り方と量
- 再塗りの重要性
- 日焼け止め以外の紫外線対策
日焼け止めは適切な量を均一に塗ることが大切であり、特に日焼けしやすい顔、首、手などへの塗布を忘れないようにしましょう。
また、日焼け止めの効果は時間とともに弱まるため、2-3時間ごとの再塗りが必要です。
日焼け止めだけでなく、帽子やサングラス、日傘などを使用し、物理的に紫外線を遮ることも重要です。
まとめ
この記事では、ベタつきの原因からベタつかない日焼け止めの選び方、おすすめの製品、効果的な使用方法まで詳しく解説しました。
自分の肌質やライフスタイルに合った日焼け止めを選び、紫外線から肌を守るための情報を提供しています。
日焼け止めだけでなく、日焼け止め以外の紫外線対策についても触れていますので、これからの季節に向けてぜひ参考にしてください。