モリンガってどんな効果があるの?
一般的におつうじが良くなると言われてますよね。
食物繊維が多く含まれており、腸内環境を整えてくれます。でもモリンガはそれだけではありません。
例えば、ビタミンAはにんじんの4倍。鉄分はほうれん草の31倍です。
体内で作れない必須アミノ酸も9種類すべて入っています。
ということで「もっとモリンガについて詳しく知りたい!」という方向けに、
モリンガに含まれている栄養素についてだったり、モリンガがもっている効果についてご紹介したいと思います。
スタッフのイデタです。モリンガ商品を取り扱っています。自宅でも愛用しています。
ただ紹介するのではなく、事例を出していくので、よりイメージしやすいと思います!
民間医療として使われてきた
日本ではあんまり馴染みのないモリンガですが、
原産国のインドでは5000年前以上から民間医療として利用されており、300の病を防ぐとも言われています。
特に医療分野では、抗がん作用があることがわかっており、
血糖値、コレステロール、血圧を下げ、痛風や骨粗しょう症、アルツハイマーの要望にも効果があると科学的にも実証されています。
デトックス効果もあり、どんは病気にも万能に対処できる奇跡の木とも呼ばれています。
青汁の6倍
図でみると、以下です。
モリンガ | 青汁 | 差 | |
カルシウム | 2230mg | 1200mg | 1.8倍 |
鉄 | 15.6g | 2.9g | 5.38倍 |
マグネシウム | 335mg | 210mg | 1.68倍 |
ビタミンE | 75.2mg | 9.4mg | 8.0倍 |
ビタミンB6 | 2.07mg | 0.8mg | 2.59倍 |
GABA | 269mg | – | – |
おわかりでしょうか。
見た目だったり、利用用途が似ている青汁。比較されがちですが、含まれている栄養素にかなり違いがあります。
なお、青汁によってはビタミンCが多く含まれている商品があります。
が、ビタミンCは日常の食事で十分にとれます。なので青汁で摂る必要はないといえます。それよりは、食物繊維やカリウムやマグネシウムといった食事をとりづらい栄養が取るようにしましょう。
モリンガ100gにおける栄養素は以下です。
エネルギー | 335kcal |
水分 | 5g |
タンパク質 | 38g |
脂質 | 8.3g |
炭水化物 | 38.6g |
食物繊維 | 23.3g |
食塩 | 0.351g |
ナトリウム | 138mg |
カリウム | 1270mg |
カルシウム | 2330mg |
マグネシウム | 335mg |
リン | 227mg |
鉄 | 15.6mg |
亜鉛 | 1.51mg |
銅 | 0.39mg |
マンガン | 7.64mg |
ビタミンA | 654mg |
α-カロテン | 50mg |
β-カロテン | 7790mg |
ビタミンE | 72.2mg |
ビタミンB1 | 0.33mg |
ビタミンB2 | 1.69mg |
ビタミンB6 | 2.07mg |
葉酸 | 580mg |
ビタミン C | 3mg |
GABA | 269mg |
※一般社団機法人日本食品分析による調査
期待できる効果
- 貧血予防
- コレステロールの改善
- おつうじ・下痢の改善
- 寝つきの改善・向上
実生活でモリンガの効果をイメージしやすいものをピックアップしました。
貧血予防
女性の場合、どうしても鉄分不足になりがちです。
鉄分が不足すると、血液の循環が悪くなります。循環が悪くなると、めまい、頭痛、疲れやすくなるといった症状が起きます。
そんなときに、モリンガが有効です。
貧血の女性を対象に行った臨床試験で、ヘモグロビン値が改善されたという結果が報告されています。
モリンガには、3gあたり=0.8gの鉄分が含まれており、プルーンの90倍。
※また鉄分は一度大量にとると、不快症が起きるケースもあります。その点でも、定期的に飲むことで、不足がちな鉄分をモリンガでカバーすることができます。
コレステロールの改善
脂肪の原因は悪玉(LDL)コレステロールです。
この値を下げるのに、モリンガが役立ちます。
2013年に発表された論文によると、粉末0.7gの30日間。取りつづけることにより、血中のLDLコレステロール値が下がったといういう結果がでています。
モリンガには、カリウムや食物繊維が多く含まれています。それがナトリウムの吸収を抑え、高血圧の予防にもなります。
結果、糖尿病や血圧の下げてくれる効果もあります。
便秘の改善
便秘解消については「モリンガダイエットは本当に痩せる?効果的なやり方を解説」に詳しく書いたのでこちらでは省略しますが、モリンガは、下痢の改善にも使われており、腸内環境を整える役割があります。
腸内環境を整えれば、免疫力が上がります。
免疫が上がれば、風邪をひきづらくしたり、疲れにくくいカラダを作ることができます。
寝つきの改善
睡眠障害の原因とされているものがあります。
それはミネラル不足です
モリンガには、ミネラルはもちろん、必須ミネラル8種(カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛、ナトリウム、マグネシウムetc)と必須微量ミネラルが含まれています。
「奇跡モリンガ」著者の大山さんは、寝つきがよくなったり、スッキリ起きられるようになったそうです。
2004年に行われた実験によると、モリンガに含まれているミネラルが、アルファ波の活動を増加される効果があるという結果がでています。
美容として注目されている
タイでは医療だけでなく、美容としても活用されています。
特に種を抽出した油には、オレイン酸が多く含まれており、肌のしわや乾燥を防ぎ、アンチエイジングとしても使われています。
近年では、モリンガオイルを使った美容商品もたくさん登場しており、日本でも少しづつ増えてきました。
(気になる化粧品の効果はこちら)
取り方はパウダーが主流です
とはいえ、国内に流通しているモリンガは葉を粉状にしたパウダータイプです。
パウダーには今回ピックアップした栄養素が入っているので、気になるひとは、パウダーとして利用してください。
個人的におすすめなのはモリンガクレンズです。
レビューも書きました↓